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J-Vin à Table
日本ワイン×お家レシピ

マリアージュの楽しみ方

2020年9月22日

前回の記事「ワインとお料理の相性」では、マリアージュって? どんなこと?
お料理との「結婚」で広がるワインの美味しさのお話しをしました。
お料理とワインにフォーカスして、マリアージュのコツをつかめば、ワインはもっと美味しく楽しくなります。

『マリアージュを楽しむ』
そのためには、3つの大事な要素があります。

マリアージュを決める要素

まずは、組み合わせるワインとお料理。
一つ目は、「ワイン」
色、香り、濃さ・重さ、味わい、粘性、温度 など。
ブドウの品種や産地、造り手などによるワインの個性によって、結婚相手「お料理」を考える。

二つ目は、「お料理」
食材、調理法、調味料・薬味 など。
食材がもつ個性とのマリアージュはもちろん、同じ食材でも、調理法やそこに使用する調味料・薬味を替えるだけでマリアージュの幅はぐっと広がります。

では、あと最後のひとつ、何だと思いますか?

ワインをどんなシチュエーションで飲むかということです。
三つ目は、「雰囲気・嗜好」です。
レストランで華やかにお祝いしたいのか、カジュアルに楽しみたいのか。
屋内か屋外か、誰と楽しむのかなど。雰囲気もマリアージュの大切な要素です。
そして、季節や体調によって嗜好も変化するものです。

三つ目の要素は人それぞれ。
美味しいと感じる側の要素である、その場の雰囲気や個人の嗜好も大切。
暑いから、冷えたワイン。
食事の後の一杯、疲れているから、甘めのワインといった具合に季節や体調に合わせて選べばマリアージュはもっと楽しくなります。

ワインの種類 ~ワインにはどんな種類がある?~

突然ですが、ワインを飲もうと思った時、皆さんは何を飲もうか、迷ったことはありませんか?
「白ワインにしようか・・?赤ワイン?それともロゼワインもいいかな・・」なんて。
ワインの種類でもっともわかりやすく一般的なのが、色による分類です。
紫から赤い色をした赤ワイン、無色透明から黄色味、黄金色がかかった色合いの白ワイン、ロゼ色のロゼワイン。最近では、「オレンジワイン」なんて、呼んでいるワインもありますね。
 ワインの色の違いの要因のひとつは、ブドウ品種によるもので、ブドウの果皮に含まれる色素がワインの色合いに影響します。それに加え、どのように色を引き出すかといった造り方によっても違いがでます。
先に述べたように、オレンジワインはその名の通りオレンジ色をしたワインですが、まさに醸造方法による違いです。
(オレンジワインについてはまた、別の機会にお話したいと思います。)


 

醸造法の違いによる4種類

 ワインを大別すると4種類のワインがあります。
①スティル・ワイン
②スパークリング・ワイン
③フォーティファイド・ワイン
④フレーヴァード・ワイン

前述した、いわゆる白ワイン、赤ワイン、ロゼワイン、発泡性を持たないワインはスティル・ワインといいます。

スパークリング・ワインは、醸造過程で二酸化炭素を溶け込ませた発泡性をもつワイン。フランスのシャンパーニュや、スペインのカバが有名です。一般的に、瓶内の気圧が3気圧から最大で6気圧。それ以下のものは弱発泡性ワインと区別されます。

フォーティファイド・ワインは、日本語では「酒精強化ワイン」といい、醸造工程中にアルコール度数40度以上のブランデーやアルコールを添加して、ワインのアルコール度数を15~22%程度まで高め、保存性を高めたものです。
スペインのシェリーなど。アルコール添加するタイミングによって甘口から辛口まで様々なものがあります。

フレーヴァード・ワインは、薬草や果実、甘味料、エッセンスなどを加えることや漬け込むことで、独特の風味を添えたワインです。
ワインがちょっと苦手、という方でも甘みや果実感が加わることで飲みやすくなっているワインだと思います。スペインのサングリアが有名ですね。

 皆さんがワインを飲む時、誰とどんなシチュエーションで楽しみたいのか。
そんなことを考えると選ぶワインもお料理も決まって楽しくなると思います。
 さて、今日はどんなワインで楽しみましょうか。

この記事の著者 / 編集者

吉田順子

JSAソムリエ協会認定 ソムリエ
食べることが大好きなことから、料理教室に7年間通い続けている。明治屋クッキングスクールでは、和食・洋食・中華・菓子の基本コースをマスター。食事の際のお酒の楽しみ方とマリアージュに感動したことから、ワインを学び始める。フードアナリストの資格も保有し、時々フード媒体でライティングを担当。美しいものが好き。ワインもそのひとつ。お料理とワインの楽しみ方、マリアージュを追求していきます。日々の食卓が美しく楽しくなるよう、フラワーアレンジメントやテーブルコーディネートなども交えながらトータルで提案をしていきたいと思います。

その他保有資格
JSA SAKE Diploma、日本プリザーブドアーティスト協会 認定講師

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