暮らしにワインを
「日本ワインで暮らしを豊かに、もっと楽しく。」
というキャッチフレーズの通り、ワインを取り入れると日々の暮らしが豊かになり、楽しい時間が自然と増えていきます。
「今日はご飯を作るのは面倒だから、テキトーでいいか」
なんていう気分の時でも、もしワインがそこに1本あったらどうでしょう?
「せっかくだから、このワインに合いそうなお料理を作ってみよう」
「お洒落なお料理と合わせてSNSに投稿しようかな」
「このワインのエチケット(ラベル)のデザイン、綺麗だからあの人にプレゼントしよう」
なんていう風に、小さな楽しみが次々に生まれます。
どこの国のワインもこういった幸せを運んでくれると思いますが、「日本ワインなび」では、とりわけ日本ワインの魅力をお伝えしていきます。
ワインとは
ワインとは、3つの要素で構成されていると言われています。
その3つとは、「天」「地」「人」です。
「天」とは、天の采配。
ブドウの成長期の日照量、降水量、収穫期の雨など、その年の天候の良し悪しのこと。
「地」とはブドウを育てる土壌。
地質、斜面の角度、標高、水はけの良さなどのこと。
「人」とはまさにそのワインの造り手。
どんな人がどんな情熱を持ってブドウを栽培し、ワインを醸造するのか。
ワインとは、自然と人が織りなす総合芸術だと私は捉えています。
日本ワインの魅力
日本ワインにどのようなイメージをお持ちでしょうか。
日本ワインの魅力って何でしょうか?
国産なので安全で安心して飲めるイメージ、ピュアで優しく、滋味深い味わい、国内だからワイナリー巡りしやすい、など答えはたくさんあると思います。
その中でも、私が感じる日本ワインの一番の魅力は、「情熱ある生産者の方々が造っていること」です。
日本は気候条件的に厳しい面もあり、また、ワインの歴史も浅いわけですが、そういった逆境の中でも最高のワインを造ろうと、生産者の方が情熱を持って取り組まれています。
日本ワインの魅力がもっと多くの方に広まっていくために、また、生産者の方々のお役に少しでも立てることはないだろうか、と自分にもできることを考えるようになり、その想いから「日本ワインなび」の開設に至りました。
このWebメディアでは、ソムリエ・エクセレンス 内田一樹さん、ソムリエールの吉田順子さんをはじめ、この考えに賛同してくださる方のご協力を得ながら、日本ワインについての基本的な情報から、自分の足で全国を回り、日本ワインを支える人たちの熱き想いを届ける取材レポート、日本ワインテイスティングレポート、日本ワインとお料理のマリアージュ、ブドウ栽培レポートなどさまざまな角度からの情報を随時更新していきます。
この「日本ワインなび」のコンテンツを通して、生産者の方の情熱をより多くの方々にお届けし、皆様にとって日本ワインの魅力をよりお伝えできる情報サイトとなりますことを願って、活動を続けてまいります。
応援の程どうぞよろしくお願い申し上げます。
※2020年春は緊急事態宣言により県外へ行くことが難しくなりましたので、現地の方のご協力を得て写真をご提供頂き、オンラインで取材を進めました。世の中が落ち着き次第、現地へ出向きたいと思います。
日本ワインなび編集長
田口 あきこ