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市川朋依

ソムリエ・エクセレンス、元外資系航空会社勤務。現在は、酒類卸会社で会員制情報サイトの編集・執筆を担当。世界を飛んだ美食家として日本ワインの魅力を語ります。

泉 洋介

ワイン・エキスパート、海外出張の際には伝統国以外にもインド・中国産などNext new normalなワインにも触れ日々研究中。この経験と専門分野ブランディングとデジタルマーケを切り口に日本ワインの魅力と可能性について語ります。

吉田順子

ソムリエール、ワインカルチャー講師、女性が選ぶワインコンテストSakura Award審査員。ワインとお料理のマリアージュの視点から日本ワインの魅力と可能性を語ります。

内田一樹

『テイスティング』コーナーの進行役。ソムリエとワイン・エキスパート両方のエクセレンス資格を持つワインのプロ。さらに、栽培・醸造の学校卒業の経歴から、その視点で日本ワインの魅力と可能性を語ります。

第5回シャルドネ~日本の北から南まで~【Vol.2】

2021年7月2日

2.Kisvin Chardonnay2019(Kisvin Winery)/ブドウ: 山梨県甲州市産【750mℓ・4,000円】

山梨県甲州市塩山地区で栽培されたシャルドネです。

Kisvinの甲州は以前に飲んだことがあり、感動しました。シャルドネも楽しみです。

グレープフルーツのような柑橘と黄桃の香り、酸がやさしくて、仄かに心地よい少し苦みを感じます。

シャルドネの特徴でもあるニュートラルさが出ているワインですね。

ヴィオニエのようなオイリーなニュアンスを感じます。

鉱物的なミネラルっぽさも感じます。それを苦みと感じるのかもしれませんね。

山梨県の塩山のブドウだから塩=ミネラルを感じるのかもしれませんね。

僕はこの少し複雑な感じが好きです。果実味とハチミツ、樽由来のほのかなナッツ香もします。
長期熟成にも向きそうなので、もう少し寝かせて熟成させると本領を発揮するワインだと思います。
朋依 酸がやさしい感じで独特な風味を感じます。

Kisvinの醸造家、斎藤まゆさんはブルゴーニュで修行した方ということもあり、ワインにエレガンスや品の良を感じます。

斉藤まゆさんはカリフォルニア州立大学フレズノ校でワイン醸造を学ばれた後、ブルゴーニュのワイナリー修業を経て、日本に戻って山梨県甲州市で醸造家になられたそうです。先日、NHKのTV番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演されて話題になっていましたね。

フレンチオークの香りがエレガントで良いですね。

1番のシャルドネが北海道の冷涼地で酸がしっかりしていたから、このワインの酸は比較的穏やかに感じますね。ムニエルなど、バターを使ったものによく合いそうです。

ミネラル感に合わせて、岩塩を使ったお料理はどうでしょう?

お塩で食べる天ぷらがワインのミネラル感と合いそうですね。

ワインのミネラル感に合わせてお塩を使った料理、マロラクティック発酵由来の乳製品の香りと合わせてムニエルなどが合いそうということですね。

果実味豊かなジューシーさがお肉料理にも合うと思います。フルーツ・ソースの感覚ですね。今の季節、BBQでお肉をお塩で食べながら、このシャルドネを飲みたいです。

(つづく)

この記事の著者 / 編集者

内田一樹

『テイスティング』コーナー進行役。ソムリエとワイン・エキスパート両方のエクセレンス資格を持つワインのプロ。さらに、栽培・醸造の学校卒業の経歴から、その視点で日本ワインの魅力と可能性を語ります。

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