広島三次ワイナリー~MIYOSHI WINE FAN MEETING in 渋谷 ~
2024年12月6日
2024年11月9日(土)、 SHIBUYA QWS(スクランブルスクエア15階)にて広島三次ワイナリー~MIYOSHI WINE FAN MEETING in 渋谷 ~ が開催されました。第1部・第2部、各回限定20名、参加費無料。私は第2部(15時半~)に参加させていただきました。
皆でお喋りしながら三次ワインとペアリングを楽しむ
今回のイベントは「広島三次ワイナリー」の醸造長 太田直幸さん、司会を務める本多理恵さんと参加者の皆でお喋りしながら三次ワインとペアリングを楽しめる!という内容。
写真:イベントページより転載
太田醸造長と本多さん、参加者の皆さまで乾杯して会が始まりました。
太田醸造長は1969年大阪府生まれ。1997年にニュージーランドへ渡り、ニュージーランドのワイナリーで働きながら、リンカーン大学で専門的にワイン造りを学んだとのこと。帰国後、2013年から三次ワイナリーでワイン造りの力を発揮されているそうです。
写真:写真左:太田直幸 醸造長、右:本多理恵さん
供出ワイン5種と地元愛に溢れたペアリングプレート
供出されたワインはこちらのとおり。
1.TOMOÉ シャルドネ クリスプ 2023
2.シャルドネ 新月 2022
3.小公子MBA 2022
4.メルロー MBA 2020
5.芝床ヴィンヤード 2019
ワインに合わせたペアリングプレートも供出されました。
・三良坂フロマージュのチーズ( https://m-fromage.com )
・お好み焼き(冷凍お好み焼き お好み焼きいまちゃん https://oko-imachan.jp)
・霧里ポークのジャーキー フェンネル添え
(加島ファーム https://www.miyoshi-dmo.jp/kashimafarm)
・洋酒ケーキ(洋酒ケーキ 三上貫栄堂 https://mikamikaneido.com )
・バゲット(会場で用意してもらったもの)
ペアリングの考え方の1つは「地元の食材と合わせること」。長い歴史と文化の中で発達し、洗練された食材とワインはそこにしかないハーモニーを奏でます。
「このワインにはこの食材が合うだろう…」と熟慮を重ねた主催者の地元愛が詰まったペアリングプレートでした。中でもマスカット・ベーリーAとお好み焼きの組み合わせに皆さんほっこり。ジューシーなマスカット・ベーリーAと甘辛のお好みソースは三次市ならではの楽しいハーモニーを奏でていました。
三次ワイン5種と地元愛が詰まったペアリングプレート
行政とワイナリーが協力して地元の魅力を発信
太田醸造長は各テーブルを回りながらワイン造りに懸ける想いを伝え、参加者の質問に丁寧に答えていました。本多さんは三次市のテロワールやブドウ栽培の歴史について語り、三次ワインに対する参加者の理解を深めていました。
テンポの良い本多さんの進行、太田醸造長との掛け合いが楽しく、あっという間に時間が過ぎ…。席を立つ頃には会場全員、三次ワインの大ファンになっていました。
今回のイベントは行政とワイナリーが協力し合い、市の魅力を発信していくスタイル。地元のワインと食材、それらを囲む人たちの輪が大きくなっていけばいくほど、奏でるハーモニーの音は大きくなり、もっと多くの方たちに響いていくのだと思います。
この度は素敵なひと時をありがとうございました!
三次の”M”のポーズで集合写真
参考:広島三次ワイナリー公式HP 広島三次ワイン公式HP
(おわり)
この記事の著者 / 編集者
田口あきこ(日本ワインなび編集長)
ホームパーティが好きなことから、より良いおもてなしをするためにワインを学び始める。
2015年 ワインスクール『レコール・デュ・ヴァン』の講師に抜擢。
2018年 ワイナリー経営者を育成する学校『千曲川ワインアカデミー』にてブドウ栽培・醸造・ワイナリー経営について学ぶ。
2020年『日本ワインなび』を開設。
2021年 JETROに附置する農林水産省・食品の輸出・プロモーション機関の事業で日本ワインの認知業務に携わり、海外向けに日本のワイナリー紹介記事を執筆。
2024年より千曲川ワインアカデミー倶楽部公式HP『生産者ストーリー』執筆。
同年 北海道余市町登に3.4haの農地を取得し、vineyard開設中。
日本ワイン検定出題作成委員
LDV日本ワインLover講座主任
・ワインスクール『レコール・デュ・ヴァン』講師紹介ページ
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