良いワインは良いブドウから造られ、その土地の風土をそのまま表します。ヴィンテージファームは山梨県北西部、標高800mの南斜面に位置し、日本一の日照時間と冷涼な気候を有する恵まれた環境のなか、日本の気候風土に適したブドウを垣根式密植栽培することで、果実味が豊富で凝縮感の高いワイン造りを目指しています。栽培にあたっては、農薬と肥料の使用量を最小限におさえ、除草剤は使わず夏場は人手による草刈りで対応しています。この土地でより高品質に栽培できる品種を今後も試験的に栽培していきたいと思っています。醸造の際は、手摘みによる収穫と徹底した選果作業、丁寧な仕込みを行い、葡萄の個性がそのままワインに表れるように醸造しています。このブドウ畑は、地域の耕作放棄地を解消するためにスタートしました。今でも地元の皆さまのご参加とご支援をいただいて運営しています。

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